堀江貴文氏主演のミュージカル『ブルーサンタクロース』が新たな観劇スタイルを提案し、2.5次元ミュージカル市場が成長中。鈴木おさむ氏の最後の脚本作品でもある。
要約すると日本の舞台ビジネスが「2.5次元ミュージカル」を中心に盛り上がりを見せる中、堀江貴文氏が主演とプロデュースを務めるミュージカル『ブルーサンタクロース』が東京キネマ倶楽部で上演中です。
この作品は、2018年から2023年にかけて毎年上演されていた『クリスマスキャロル』を刷新したもので、脚本は元放送作家の鈴木おさむ氏が手掛けています。
2023年の2.5次元ミュージカル市場は、前年比7.9%増の283億円に達し、過去最高の236本が上演されるなど、成長を続けています。
『ブルーサンタクロース』は、観客がディナーを楽しみながら観劇する新たなスタイルを提案しており、チケットは軽食付きの椅子席が1万2000円、ディナー付きテーブル席が5万円、VIP席は15万円という価格設定です。
VIP席では出演者と歓談できる特典もあり、この新しい観劇スタイルは特に富裕層に支持されています。
堀江氏は、飲食しながらの観劇に対する抵抗感が薄れ、高価格でも売れる傾向があると語っています。
また、鈴木おさむ氏は2024年3月末での引退を表明しており、『ブルーサンタクロース』が彼にとって最後の舞台脚本となります。
演出を担当したウチクリ内倉氏は、観客が食事を楽しむことを重視した構成にしており、前半は軽やかな展開にし、後半に向けてドラマが盛り上がるよう工夫されています。
このように、舞台ビジネスは新たな観劇体験を提供することで、さらなる成長が期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ad4ef3178670492ab1d5ba5d0cee18ed7da115c4