韓国与党の韓代表が尹大統領の弾劾可決を受けて辞意を表明。立場の二転三転が批判を招き、国民への謝罪も行った。
要約すると韓国与党「国民の力」の韓東勲代表が、16日に記者会見を開き、辞意を表明しました。
辞任の理由として、彼は「もはや党代表としての正常な任務が不可能になった」と述べました。
これは、尹大統領の弾劾可決を巡る一連の混乱が影響しており、韓氏は党内外からの批判に直面していました。
特に、彼は弾劾に対する立場を二転三転させたことが問題視されており、14日に尹大統領の弾劾可決が行われた際には、党内での「反対」の方針を確認したにもかかわらず、「賛成」を表明するなど、一貫性を欠いていました。
このような行動が党内の信頼を損ない、辞任に至ったと考えられます。
また、韓氏は辞任に際して、「今回の非常戒厳により苦痛を受けたすべての国民に申し訳ない」と国民に謝罪しました。
しかし、同時に「戒厳が誤りだったからといって、野党『共に民主党』と李在明代表の犯罪疑惑が正当化されるわけではない」と強調し、野党に対して警戒感を示しました。
この辞意表明は、韓国政治の不安定さを象徴する出来事となっており、今後の国会運営や政局に大きな影響を及ぼすことが予想されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0d06edb9f04755ff512e792130cfaf50e1b70e68