韓国は2025年の文化交流を見据え、APEC会合を通じて国際的な文化協力を強化し、韓日交流を活性化する方針を打ち出した。
要約すると韓国文化体育観光部は、2025年の国際文化交流の主要政策について議論するため、ソウルで国際文化交流振興委員会の会合を開催した。
この会合は柳仁村文化体育観光部長官の主宰のもとで行われ、主要な議題として「アジア太平洋経済協力会議（APEC）文化分野閣僚級政策対話」の新設や、韓日国交正常化60周年に合わせた文化交流の活性化が取り上げられた。
特に、来年に慶尚北道・慶州で開催されるAPEC首脳会議を機に、各国の文化相が参加する閣僚級会合の設立が推進される。
さらに、韓日間の文化交流を強化するため、芸能活動に必要な査証（ビザ）の緩和や免除の方策も進められる予定だ。
柳氏は、日本メディアのインタビューで、文化芸術や大衆文化の市場を開放する意向を示しており、来年4月には「韓流産業振興基本法」が施行されることも話題に上った。
この法律に基づいて、韓流関連産業の支援拡大や大型韓流イベントの開催、国際文化交流支援事業の改編が計画されている。
また、在外韓国文化院長の専門性向上や関連機関との協業機能の強化も議論された。
柳氏は、韓国文化への関心が高まっている中で、来年は韓国の文化的地位をさらに高める重要な年になると強調し、韓国文化が世界の舞台で花開くように積極的に支援する意向を示した。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/435eca0a9f17e7bb263cb469e7f63d277a6f090b