食品ロス削減目標が2030年度までに60％に引き上げられることが審議会で了承されました。
要約すると食品ロス削減を目的とする「食品リサイクル法」の審議会が開かれ、2030年度までの削減目標を従来の50％から60％に引き上げることが了承されました。
この法律は5年ごとに見直され、現在は2025年度から2029年度の基本方針について議論されています。
政府は元々、2030年度までに食品ロスを2000年度比で50％削減する目標を掲げていましたが、事業者の積極的な取り組みにより、この目標は2022年度に早期達成されました。
これを受けて、新たな目標として60％の削減を設定する方針が示されています。
具体的な施策としては、納品期限の緩和や商慣習の見直し、フードバンクへの寄付が挙げられ、食品事業者にはこれらの取り組みを促進する努力義務が求められています。
また、消費者への理解を深めるための啓発活動も進められる予定です。
正式な決定は来年3月に行われる見通しです。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bae82e0c8af83bc9e95a3a18ebb80742a1610010