ブーム・スーパーソニックの超音速実証機XB-1が、9回目の試験でマッハ0.87を記録。日本航空も出資し、商業化に向けた進展が期待されています。
この試験はカリフォルニア州のモハーヴェ空港で行われ、高度2万7716フィート(約8448メートル)で55分間の飛行を成功させました。
XB-1は、ボーイング787の最高速度マッハ0.9やエアバスA350のマッハ0.89に近い速度を達成し、修理後に再設置されたフラッター励振システム(FES)も正常に動作しました。
XB-1は超音速に到達するため、今後10回の亜音速飛行を予定しており、2人乗りの機体でデルタ翼を採用し、3基のGE製J85-15エンジンを搭載しています。
最終的には、マッハ2.2(時速2335キロ)の実現を目指しています。
ブームは、XB-1で得た技術を基に、オーバーチュアの開発を進めており、オーバーチュアは4基のエンジンを搭載し、アフターバーナーを使用せずに現在の民間航空機の2倍の速度を実現する予定です。
これにより、マイアミからロンドンまで5時間弱、ロサンゼルスからホノルルまで3時間で移動できることが期待されています。
また、ブームには日本航空(JAL)が出資しており、量産されるオーバーチュアはユナイテッド航空などが発注しています。
この試験の成功は、超音速航空の商業化に向けた重要なステップとなるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4a89dc84ffe95dafc678d710c296927012750193
JALが出資した超音速機XB-1がマッハ0.87を達成したニュースに対して、多くのコメントが寄せられました。
コメントの中では、機体の形状についての感想が多く、特に個性的なデザインに対する興味が示されていました。
過去に研究された低騒音の超音速機のスタイルに似ているという意見もあり、水平尾翼の配置がどのような効果を狙っているのかという考察もありました。
このように、技術的な観点からの分析が行われていたのです。
また、エンジンに関するコメントもあり、旧式のJ85エンジンを使用していることに驚く声がありましたが、信頼性の高さから試験機には適しているとの意見もありました。
さらに、超音速旅客機に対する需要についても言及され、一部の人々は需要があると考える一方で、採算性に疑問を持つ声もありました。
そして、開発の進捗に関する懸念も多く、特に「このペースでは完成までに何年かかるか分からない」という意見があり、遅れを心配する声が聞かれました。
全体として、技術やビジネス面に関する多様な視点が反映されたコメントが集まったことが特徴的でした。
ネットコメントを一部抜粋
この角度で見ると、なかなか個性的な形状をしているんだな。
今時J85使うのかと思いましたが、色々な状況を想定する試験機には旧式でも信頼性の高いエンジンが向いているのでしょうね。
超音速の旅客機、一部には需要はありそうだが、採算取れるのかね?
このアングルからだとNR-349っぽく見える様な…
このペースじゃ何年後の完成か分からないね!遅すぎるぜ。