韓国の尹大統領が合同捜査本部の出頭要請に応じず、逮捕状請求の可能性が浮上。出頭拒否の理由や今後の対応が注目される。
要約すると韓国の尹錫悦大統領が、内乱などの容疑で警察や高位公職者犯罪捜査処（公捜処）による合同捜査本部の出頭要請に応じなかった。
18日午前10時までに出頭するよう求められたが、尹大統領は出頭を拒否し、出頭延期の要請や警護問題についての連絡も行わなかった。
捜査本部は再度の出頭要請書を送ることを検討しており、16日には大統領室と公邸に捜査官を派遣して出頭要請書を伝えようとしたが、受け取りを拒否された。
郵便で送付された出頭要請書も、公邸では「受け取り拒否」となり、大統領室には「受取人不明」として届かなかった。
このため、捜査本部は尹大統領が出頭要請書を故意に拒否し、正当な理由なく出頭に応じない場合には逮捕状を請求する方針を検討している。
公捜処の処長は、出頭要請書の受け取り拒否が故意であるとし、迅速に適切な措置を取る考えを示した。
また、逮捕状による手続きが適法であるとの結論を出し、要件を検討していると述べた。
しかし、尹大統領の弁護団の構成が未完了であり、数日以内に出頭要請への立場を示す予定であるため、現時点での逮捕状請求は容易ではないと見られる。
さらに、尹大統領は15日にも検察の出頭要請に応じていないことから、今後の展開が注目される。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d0e48fef81e5e29c2b295587c127399157a06c09