現役高校生の約8割が“闇バイト”を見抜けず、SNSを通じた危険な募集が広がっている。専門家は若者の情報弱者を指摘。
要約すると最近、首都圏での連続強盗事件に関連して逮捕された指示役の男が、SNSを通じて“闇バイト”を募集していたことが報じられました。
彼は「副業あります」といった文言を使用し、約1億円をだまし取ったとみられています。
このような“闇バイト”の求人に対する若者の認識について、ディップ株式会社が行った調査によると、現役高校生250人の約8割が、危険な求人を正しく見抜けなかったことが明らかになりました。
調査では、東京都の「特殊詐欺加害防止 特設サイト」に掲載されたクイズを用いて、若者たちがどれだけ「闇バイト」の募集を指摘できるかを測定しました。
結果として、高校生たちはSNSの求人に対して、怪しさを感じる一方で、正当だと考える声も多く、特に「DM（ダイレクトメール）でのやりとり」が一般的なものと捉えられていることがわかりました。
犯罪ジャーナリストの石原行雄氏は、若者たちが情報弱者であることが影響していると指摘し、自分で探し当てた感覚が彼らを危険なバイトに引き込む要因となっていると述べています。
また、警察庁の調査によると、闇バイトを行った容疑者の中でSNSからの応募が多かったことも示されています。
求人サイトも悪用されていることから、再発防止の対策が求められています。
これらの状況を受けて、若者たちがどのようにして“闇バイト”を見抜くことができるのか、専門家の意見が注目されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1f053e4622b2beaa357d840c8c66f258cd2278ca