新江ノ島水族館での魚料理イベントが海洋環境を考える機会に

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新江ノ島水族館で開催された「Bistroえのすい」では、相模湾の魚を使った料理を楽しみながら海洋環境について考えるイベントが行われました。

要約すると2024年11月17日、神奈川県藤沢市の新江ノ島水族館で、一般社団法人「シェフス・フォー・ザ・ブルー」が主催するイベント「Bistroえのすい」が開催されました。

このイベントは、持続可能な水産資源の利用と豊かな食文化の継承を目的としており、参加者は相模湾で水揚げされた新鮮な魚を使ったコース料理を楽しみながら、海洋環境について考える機会を得ました。

約50人の参加者は、大型水槽の前に設けられた席で、クロダイやカマスなどの料理を味わいながら、100種類以上の魚が泳ぐ姿を眺めました。

団体の代表理事、佐々木ひろこ氏は、目の前の食卓と海が直接つながっていることを実感する場として水族館が最適であると語りました。

また、イベントでは、近年の海洋環境の悪化についても触れられ、地球温暖化の影響で日本沿岸に新たな魚種が現れる一方で、産卵場所や稚魚の住処となる藻場が減少している現状が説明されました。

参加費は入場料込みで9千円で、参加者の一人である会社役員の入江堅治さんは、こうしたイベントが増えることを期待していると述べました。

さらに、団体は水族館ディナー以外にも、未利用・低利用の魚を活用した商品開発を進めており、地域の海について学ぶ場として水族館を活用し、食文化に触れる「ガストロノミーツーリズム」の観光資源としてのイベント開催を目指しています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/93626618131d6a3526bdb385c3ec602c6122ea93

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