EU、AppleにAirDropのAndroid対応を要求へ

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EUがアップルに対し、AirDropなどの機能をAndroidに対応させるよう求める新たな要求を進めている。これに従わない場合は制裁金の可能性も。

要約すると欧州連合(EU)は、アップル社に対して、iOSに搭載されている主要機能をAndroidなど他のプラットフォームでも利用できるように求める方針を固め、協議を進めている。

特に、Appleのファイル共有機能「AirDrop」やストリーミング機能「AirPlay」など、独自の機能についての変更が要求されている。

EUは、AirDropのプロトコルを第三者に開放するための仕様の公開を求めており、これによりAndroidやWindowsとのファイル共有が可能になることを目指している。

現在、AirDropはiOSとmacOS間でのファイル共有をシームレスに行うことができるが、他のプラットフォームとの互換性はないため、これを不公平とする意見も存在する。

また、文書にはサードパーティ製スマートウォッチへのiOS通知機能の対応についても言及されている。

EUは、これらの要求に対してアップル社や第三者からの意見を取り入れつつ、協議を来年以降も継続する予定であるが、アップルがこれに従わない場合、多額の制裁金が科される可能性がある。

近年、EUはデジタル市場の競争力を強化するためにビッグテック企業への規制を強化しており、今年3月にはデジタル市場法(DMA)が施行された。

これにより、アップル社はアプリストアの開放やサードパーティ製ブラウザでの独自レンダリングエンジンの導入を余儀なくされている。

また、2025年からはEU圏内でのデバイスの充電規格を「Type-C」に統一することが義務付けられており、アップルは独自規格のLightning端子を段階的に廃止する方針を取っている。

実際、同社はEU圏内でのLightning搭載端末の終売を2024年内に行う見込みである。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/061fe1343e0ee51003b855be16802a9e882fa1fb

ネットのコメント

EUがAppleに対してAirDropのAndroid対応を求めるニュースに対するコメントは多岐にわたりました。

多くのコメントは、ファイルの受け渡しや共有が基本的な機能であるとし、プラットフォームのオープン性が重要であるとの意見がありました。

特に、Appleが他のプラットフォームとの互換性を制限することは独占的であるとの指摘がありました。

さらに、EUの要求が企業に過剰な圧力をかけることになるのではないかとの懸念も見受けられました。

特に、EUの規制が企業の競争を阻害する可能性についての意見が多く、企業の特色や競争が失われるのではないかと心配する声がありました。

また、特定の技術や機能を共通化することが必ずしも便利さにつながるわけではないという意見もありました。

さらに、EUが他国に対して強気な要求を行うことに対する批判もあり、特に日本の対応に対する疑問の声もありました。

全体として、技術の相互運用性を求める一方で、企業の独自性や競争を損なうリスクについての議論が展開されていました。

ネットコメントを一部抜粋

  • コンピューターシステムにおいて、ファイルの受け渡し、共有は基本的な機能でありこれを他プラットフォームに対して意図的に阻害するのは問題である。

  • Appleの囲い込みに異論を唱えたいならEU主導で相互ファイル転送を規格化すれば良いのでは?
  • EUは、4.5億の人口と購買力を武器に、EU圏外の企業に対して好き勝手な要求を突きつけているように見える。

  • Type-C義務化までは共感できましたが、これはいくらなんでも無理があるような。

  • 各メーカーの特色が出て、いい意味で競争して切磋琢磨してる感じしたのに…

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