高校生が誹謗中傷問題に挑むカードゲームの開発

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高校生たちが開発したカードゲーム「#とどコメ」は、誹謗中傷問題を学ぶことができる新しい試み。プレイヤーが役割を演じることで、言葉の影響を理解することを目的としています。

要約すると東京農業大学第一高校の1年生4人が、誹謗中傷問題に対する意識を高めるためのカードゲーム「届け、このコメント。

#とどコメ」を開発しました。

このゲームは、誹謗中傷の構造を学ぶことを目的としており、プレイヤーは「アンチ」「インフルエンサー」「ファン」といった役割を演じることで、誹謗中傷の背後にある感情や思考を理解することができます。

ゲーム内では、15枚のアンチコメントカードがインフルエンサーに届くことを目指し、全てのアンチコメントを排除できればハッピーエンド、届いてしまえばバッドエンドという仕組みです。

これにより、プレイヤーは誹謗中傷する側とされる側の両方の視点を体験し、言葉の力がどれほど人に影響を与えるかを実感することができます。

大西美緒さんは、誹謗中傷問題に関心を持ったきっかけとして、2020年にプロレスラーの木村花さんがSNSでの中傷を受けて自死した事件を挙げており、その衝撃から誹謗中傷の危険性を広めたいと考えました。

ゲームは、現在ボードゲーム専門店やオンラインストアで販売されており、プレイした友人たちからも「誹謗中傷の構造が分かる」といった感想が寄せられています。

この取り組みは、若者たちが誹謗中傷の問題に対する理解を深め、モラルを学ぶための重要なステップとなっています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/608273e162b0a2e5bd8bf4ebf793a38292d5dc4a

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