『聖☆おにいさん』のキャラ設定は、ブッタやイエスが宗教用語Tシャツを着用し、シュールなギャグが展開される点が特徴です。ユニークな設定が作品の魅力を引き立てています。
2024年12月20日には実写映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』が公開予定で、これに合わせて本稿では原作のキャラクター設定のユニークさを紹介します。
この作品の魅力の一つは、主人公たちのキャラ設定やギャグに史実や信仰をデフォルメした要素が盛り込まれている点です。
特に、主人公のブッタの細かすぎるキャラ設定が印象的です。
例えば、第1話では、休日のお昼寝中に鳥たちが集まる場面があり、ブッタは「今日はコレ 涅槃とかじゃないから」と応じてボケをかますシーンがあります。
さらに、ブッタが着用しているTシャツには“シッダールタ”という言葉が描かれており、涅槃にまつわるボケが展開されます。
また、ブッタはしばしば額の白毫を押されて痛がる描写があり、実際の仏教の教えを意識した設定が随所に見られます。
さらに、ブッタとイエスはバカンスを楽しんでいるが、宗教用語が書かれたTシャツを着用していることも特徴的です。
ブッタは「スジャータ」や「ほけきょう」といった専門用語が書かれたTシャツを着ており、イエスも新約聖書に登場する「東方三博士」や「父と私と精霊」といった文言のTシャツを着るシーンがあります。
こうした独特なキャラクター設定やファッションが、作品のシュールさを際立たせています。
神仏が宗教用語のTシャツを着用するというユニークな発想が、作品の魅力をさらに引き立てています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/59d8d75b487c94fa5a64a11526d4a46420da99e5
コメントでは、『聖☆おにいさん』に関する多様な視点が示されていました。
一部の読者は、原作や実写版の特定のシーンに注目し、ブッダの「卵が固いのは認めない」という台詞について考察を行っていました。
この台詞が示唆するブッダの卵の食事についての疑問を持った方もおり、作品内の設定に矛盾がないかを気にしていました。
また、イエスがプールで目を閉じている間に水が道を作る場面についても言及され、彼らの存在が周囲に与える影響に思いを馳せたコメントがありました。
さらに、登場人物が増えることで物語の魅力が薄れるとの意見もあり、キャラクターの増加が作品全体にどのような影響を及ぼすかについての考えが共有されていました。
最後に、過去に大英博物館で『聖☆おにいさん』の単行本が展示されていたことを思い出し、その国際的な評価についても触れられていました。
こうしたコメントからは、作品への愛情や興味が感じられ、多くの読者がその深い世界観に魅了されていることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
原作でも実写版でも描かれている場面ですが、停電する無礼界の回で、ブッダが卵を食するってことかなって。
さすがに泳げないイエス様が、プールで目を閉じている間、水が避けるて道が出来る場面は有るシーンを連想させます。
本人が意識していない分、周りに与える影響は図り知れず、とんでもない2人が地上に降臨した印象でしたね。
個人的には登場人物が増えていくにつれ、少しずつ魅力が薄まっていくような気がしました。
以前、大英博物館で日本コーナーで単行本が展示してあったの見ました。