尹大統領逮捕を求めるトラクターデモがソウルで発生。警察との衝突が続き、違法行為として対応。今後のデモ増加が懸念される。
要約すると22日夜、ソウル市竜山区で「尹錫悦大統領逮捕」を求めるトラクターデモが行われ、全国農民会総連盟(全農)や全国民主労働組合総連盟(民主労総)の参加者が大統領官邸を目指して進行した。
しかし、警察は事前にデモの許可を出さず、進入を阻止するためにバスを並べて壁を作るなどの対応をとった。
デモ隊はトラクターを用いて警察のバスを持ち上げようとするなど、衝突が発生し、警察は参加者を暴行容疑で逮捕した。
デモは28時間にわたり続き、ソウル市内では交通渋滞が発生した。
警察はこのデモを「違法行為」とみなし、集会および示威に関する法律に基づいて対応した。
デモの背景には、尹大統領に対する弾劾賛否の動きがあり、民主労総が反政府闘争を煽る中で、今後の違法デモの増加が懸念されている。
特に、先月の政権退陣を求める集会では大規模な衝突が起こり、多くの警察官が負傷した。
現政権発足以降、民主労組の勢力は衰えているが、最近のデモは一般市民も巻き込んでおり、警察も動揺を見せている。
結局、警察はトラクターの進入を許可し、デモは一時的に収束したものの、今後の動向には注視が必要である。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d76f6ada58a3ef45491fb93bc745c233e04e3510