Salesforceが自立型AIエージェントプラットフォーム「Agentforce 2.0」を発表。企業向けにカスタマイズ可能なAIエージェントを提供し、業務の効率化を図る。
このプラットフォームは、エンタープライズ向けのデジタル労働力を提供し、業務フロー内で信頼性のある自律型AIエージェントをチームに統合することを目的としています。
新バージョンでは、AIエージェントをSlackに展開できる機能や、迅速なカスタマイズを実現するための事前作成済みスキルのライブラリが追加されました。
また、エージェンティック推論能力と検索拡張生成(RAG)の強化により、企業は複雑なタスクを高精度で処理できるようになります。
Salesforceは、企業が抱える業務過多の問題に対処するために、AIエージェントの導入が必要であると指摘しており、汎用的なAIソリューションの限界を克服するための新たなプラットフォームとしてAgentforce 2.0を位置付けています。
さらに、CRMやSlack、Tableauとの連携が可能で、事前作成済みのスキルを活用することで、各企業のニーズに応じたカスタマイズが容易になります。
Agent Builderの強化により、自然言語の指示から新しいAIエージェントの要素を自動生成する機能も追加され、柔軟性とスピードが向上しました。
Agentforce 2.0は、Slackの会話に簡単に導入でき、ユーザーは業務の流れの中でAIエージェントを活用することが可能です。
新しいData Cloud機能により、複雑な質問にも対応できる推論と検索が強化され、より正確な回答を提供します。
Agentforce 2.0の完全版は2025年2月に一般提供される予定で、日本での提供開始時期は未定です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/54506fe4085ad9cc3c8cc498e5d2b2235b23a36d