JR九州が国際航路を廃止、高速船「クイーンビートル」の運命

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

JR九州が国際航路から撤退し、高速船「クイーンビートル」の運航が廃止されることが決定。トラブル続きの運航が影響。

要約するとJR九州は、12月23日の取締役会で、JR九州高速船の船舶事業から撤退する決議を発表しました。

これにより、高速船「クイーンビートル」を用いた博多と韓国・釜山を結ぶ国際航路が運休のまま廃止されることが決定しました。

クイーンビートルは2022年に国際航路での運航を開始しましたが、船体にクラックや浸水のトラブルが発生し、度々運休を余儀なくされました。

特に2024年には浸水警報装置の位置操作による隠蔽問題が発覚し、8月から長期運休に入っていました。

JR九州は、クイーンビートルのハード対策を施しても船体へのクラック発生リスクを完全に払拭できず、安全な運航再開が難しいと判断したと説明しています。

JR九州の船舶事業は1990年に始まり、国内航路の運航を経て、1991年からは国際航路も展開してきました。

ビートルは、当初は航空機メーカーのボーイングが開発した「ジェットフォイル」を使用しており、その後、オーストラリア製のクイーンビートルに引き継がれました。

クイーンビートルの就航は新型コロナウイルスの影響で遅れ、2022年にようやく実現しましたが、運航再開からの2年間の運休が会社に大きなダメージを与え、結果的に30年以上続いた国際航路の挑戦が終止符を打たれることとなりました。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/92079d04e18653999b0a8f1b61c2a6f9b68e9d32

ネットのコメント

JR九州が国際航路を廃止したことに対し、多様な意見が寄せられました。

まず、高速船「クイーンビートル」の運行終了を残念に思う人々が多く、特に福岡から釜山へのアクセスの便利さや、1泊2日で気軽に訪れることができた点が強調されていました。

また、新造船が提供していた移動の楽しさやサービスについての言及もあり、実際に乗ってみたかったという声もありました。

さらに、船体の技術的な問題についての懸念や、今後の運行先を考える意見もありました。

中には、この廃止が日韓関係の冷え込みに影響を与えるのではないかという見解や、運賃の値上げや廃線での補填は避けてほしいとの願いもありました。

全体として、航路廃止に対する複雑な感情が表れており、過去の便利さを懐かしむ声と、現状を受け入れる声が交錯していました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 高速船で外国に行ける希少性は必要だったと思う。

  • 新造船もいろんな趣向を凝らしていたので、一度乗ってみたかった。

  • この隠蔽工作の件で一切社長は責任取ってない。

  • この損失を運賃値上げや廃線で補うことだけはしないでほしい。

  • 日本と韓国との関係も冷え込みそうなので、今回の廃止はちょうど良かったのではないですか?

関連URL

2025年最新!LUUP(ループ)のニュースに関するまとめ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。