北朝鮮の金正恩氏がシリアのアサド政権崩壊に困惑し、報道が途絶えた背景を探る。
シリアは北朝鮮から独裁体制の手法を学んだ国とされ、金正恩氏はアサド大統領との間で多くのメッセージを交換していた。
特に、アサド政権が崩壊する直前には、北朝鮮外務省が全面的な支持を表明し、アサド氏の政権維持を願っていた。
しかし、アサド政権の崩壊後、北朝鮮からのシリアに関する報道は途絶え、金正恩氏の困惑がうかがえる。
元シリア大使館外交官のバッサム・バラバンディ氏は、シリアの独裁体制が北朝鮮の模倣であると指摘し、アサド氏の父ハーフェズ・アサドが北朝鮮を訪問した際に学んだ手法が影響を与えたことを示している。
北朝鮮は過去に独裁者が倒れるたびに自らの運命を危惧しており、アサド政権の崩壊は金正恩氏にとって大きな衝撃となった可能性が高い。
今後、北朝鮮とシリアの間に存在する化学兵器や核開発に関する「闇の関係」が明らかになることが期待されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/55cdfdf1366e3af9effc4991eecd78d5aeaefbb1
コメントでは、北朝鮮とシリアの独裁政権について多様な意見が寄せられました。
多くの人が、独裁政権が崩壊する要因として「外国の侵攻」や「外国からの支援を受けた組織の台頭」を挙げていました。
特に、リビアのカダフィ政権の崩壊を引き合いに出し、国際的な介入が政権の弱体化を促進したと指摘する声がありました。
シリアのアサド政権の崩壊については、ロシアの軍事的余裕の欠如や、イランの支援を受けたヒズボラの弱体化が影響したとの意見がありました。
北朝鮮の崩壊が起こりにくい理由としては、周辺国が崩壊を望まないためであるという見解もありました。
アサド政権下での情報管理の厳しさや、反政権の動きを抑え込む手法についても言及され、これは中国の習近平政権にも通じるものがあるとされました。
また、北朝鮮でも内部の不満がトリガーとなって崩壊する可能性があるとの意見もありました。
全体として、独裁政権の行く末に対する不安や、崩壊の可能性についての考察が見られました。