NASAのパラレルユニバース発見説の真実とは

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「NASAが南極でパラレルユニバースを発見」という主張は、科学的根拠がなく、2020年のANITA実験に基づく誤解から生じたものです。

要約すると最近、ソーシャルメディア上で「NASAが南極でパラレルユニバースを発見した」とする主張が広がっていますが、これは科学的な証拠に基づいていないことが明らかです。

この噂の発端は2020年に遡り、南極衝撃過渡アンテナ(ANITA)が素粒子ニュートリノの異常な挙動を検知したことにあります。

この発見は、科学者たちによって「CPT対称宇宙」の存在が示唆されるきっかけとなりました。

この宇宙では、私たちの宇宙とは逆の時間が流れる可能性があるとされています。

しかし、ANITAの実験結果はさらなる調査が必要であり、実際にパラレルユニバースが存在することを証明するものではありません。

初期の報告は科学雑誌「ニュー・サイエンティスト」に取り上げられ、その後、タブロイド紙が「これはパラレルユニバースの証拠だ」と報じたことで、誤解が広がりました。

これに対して、当時の研究者はツイッターで、信号の解釈には難しさがあると指摘しました。

現在、パラレルユニバースの概念は、多元宇宙などの理論的仮説として人気を集めていますが、決定的な証拠がない限り、実現可能性は低いと言えます。

科学者たちは、このような信号の解釈において、既存の物理法則を修正する提案をしていますが、風変わりな説明もあれば、全く新しい理論を必要としない説明も存在します。

したがって、この「パラレルユニバース発見」の主張が再浮上した理由は、インターネット上の狂騒に過ぎないのかもしれません。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4733aa30ba28724d0d09a1fbda7c855d04ac1e4a

ネットのコメント

コメントでは、NASAのパラレルユニバース発見説について多様な視点が述べられていました。

多くのコメント者が平行宇宙の存在に興味を示し、接続点の矛盾や、異なる地球に別の自分がいるという考えについて考察していました。

一方で、科学的な証拠がないため、オカルトや陰謀論に対する懸念も強く、特に「南極にはパラレルワールドがある」といった主張に対しては、冗談として楽しむ分には良いが、本気で信じるのは危険だとの意見がありました。

また、過去から科学では解明できない事象が存在することは認めつつも、妄想を信じる理由にはならないとの意見もありました。

全体として、科学の限界や未知の領域への興味が表現されていたものの、根拠のない信念に対する警戒心が多くのコメントに見られました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 平行宇宙が存在するならば、どこかに接続点があるような気はするよね。

  • 実は地球が公転する軌道の反対側にはもうひとつの地球があって、もうひとりの自分もいます。

  • スノーデンの暴露の一つに『地底人がいる』という話もあったと思うが、実際問題どうなんだろうと。

  • この手のオカルト話では実在しているエビデンスは無い。

  • 妄想を信じる理由にはならない。

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