竹田麗央が国内女子ゴルフツアーで史上2人目の快挙を達成し、メジャー初制覇を果たした。彼女は冷静なプレーで数々の勝利を収め、米国ツアー進出も視野に入れている。
彼女は2024年シーズンの全37試合を振り返り、特に印象深いシーンを紹介している。
特に注目されたのは、9月に行われたソニー日本女子プロゴルフ選手権での優勝だ。
竹田はスタート直後の4番ホールで6メートルのフックラインを決め、バーディを奪ってプレッシャーを軽減。
しかし、前の組の山下美夢有が追い上げてくる中でも、竹田は冷静さを保ち続けた。
「20アンダーを目指すことだけ考えていた」と語るように、自分のペースを崩さずにプレーを続けた。
最終18番でボギーを叩く危機があったが、冷静に勝利を収めた。
竹田は4月に初優勝を果たし、わずか5カ月で6勝目を達成したことが、1989年の小林浩美以来の快挙として評価されている。
優勝により、トロフィーや賞金3600万円のみならず、3年間のシード権を手に入れ、米国ツアーへの道も開かれた。
竹田は「すぐに挑戦する予定はないが、いつかは行きたい」と未来への意欲を示している。
さらに、彼女はその3週間後に日本女子オープンを制し、米ツアー挑戦を表明。
11月の日米共催大会「TOTOジャパンクラシック」での優勝により、来季から米国を主戦場に移すことが決定した。
最終日の自己評価は「99点」であり、最後の18番ホールでのバーディを逃したことがその理由だが、成果は“満点”と言えるメジャー初制覇だった。
このように、竹田は確実にツアーの中心的存在へと成長しており、“竹田時代”の到来を予感させる圧巻のパフォーマンスを見せた。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4e31fa8286bc1ce75a1aec41770b268a8a41fae4