熊本市長が市電の運行トラブルや都市高速計画について語り、運転士の待遇改善を約束。2025年に新たな議論を予定。
特に注目されたのは、熊本市電の運行トラブルの増加と、都市高速の計画、そして内密出産に関する問題です。
2024年には、脱線や信号無視、ドアを開けたままの走行など、14件の重大な運行トラブルが発生しており、これは過去10年間の中で突出した数字です。
大西市長は、市民に対して謝罪し、安全で安心な公共交通機関の提供が最も重要であると強調しました。
運行トラブルの原因として、経営の不安定さや運転士の雇用環境の悪化を挙げ、非正規職員の雇用が続かないことが影響していると述べました。
市長は、運転士の待遇改善が急務であると認識しており、具体的には給料を約100万円引き上げることを目指しています。
また、『上下分離』の計画は先送りされるものの、安全性の確保を最優先にしつつ、経営の改善を進める意向を示しました。
さらに、熊本市電の運行トラブルを解決するための具体的な対策を講じることが求められています。
都市高速については、2025年中に概略ルートを検討することが発表されており、今後の進展が期待されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4458d43d05c25a17778de5d6864fc54a7f40679a
熊本市長が語った市電トラブルと都市高速計画に関するコメントでは、市民の交通に対する関心が高く、多様な意見が寄せられていました。
まず、交通体系全体を見渡した上での議論が求められ、従来の結論ありきの進め方を見直すべきだという声がありました。
さらに、熊本がインバウンドや首都圏への流出でガラパゴス化することを懸念する意見もあり、600億円を超える市庁舎建設に対して、交通系システムにかける予算が少ないことに驚く声がありました。
また、熊本の将来に対する不安や、水質汚染などの問題が観光業に与える影響についても言及されていました。
交通系ICカードの廃止を求める意見や、都市高速のルート設定には市民の意見を反映させるべきだとの意見もあり、議会への期待が寄せられていました。
市電の運営に関しても、より良い指導者の誘致が必要だとの意見があり、全体として市民の交通への関心と未来への懸念が強く表れていました。