KDDIがスターリンク衛星とスマホの直接通信サービスを発表。年内にベータ版を開始し、2025年春から本格提供予定。
要約するとKDDIは、スターリンク衛星とauスマートフォンの直接通信サービスを2025年春から本格提供することを発表しました。
これに先立ち、年内に一部のユーザーを対象としたベータ版サービスを開始する予定です。
KDDIは、2024年12月24日までに、携帯電話端末で衛星と直接通信を行うための免許を総務省から取得し、米連邦通信委員会(FCC)からもStarlink衛星の電波発射許可を得る見込みです。
ベータ版サービスでは、安定した通信品質を確保するための技術検証を行い、春からの本格提供に向けて準備を進めます。
サービスは、空が見える状況であれば圏外でもスマートフォンが通信できるというもので、初めはSMS通信からスタートし、後にデータ通信や音声通話にも対応する予定です。
このサービスは、Starlinkの衛星網を活用し、専用アンテナなしでスマートフォン単体でアクセスできるため、遭難時や災害時の通信手段としても期待されています。
また、楽天モバイルも米AST SpaceMobileの低軌道衛星を利用した直接通信サービスを2026年に開始することを目指しており、ASTのサービスはYouTube視聴程度の通信速度を目指しています。
このように、衛星通信の進展は、通信の利便性を大きく向上させる可能性があります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/01dbaa48a3a8438e4e9f1c6997c77c7b1ecc6fed