インサイトテクノロジーが「Insight PISO」をAzure SQL Databaseに正式対応させ、クラウド環境でのデータベース監査を効率化します。
このソフトウェアは、独自の「Direct Memory Access」技術を利用しており、システムのパフォーマンスを損なうことなくアクセスログを取得することが可能です。
これにより、リアルタイムでのアクセスモニタリングやログの記録・保全が実現され、監査運用コストの削減や法規制への対応、データセキュリティの向上が期待されています。
Insight PISOは、Oracle DatabaseやMicrosoft SQL Server、PostgreSQL、MySQL、Symfowareなどの主要なデータベースをサポートしており、さらにAmazon RDSやAmazon Auroraに対応範囲を拡大してきました。
今回のAzure SQL Databaseへの対応により、企業のクラウドシフトやマルチクラウド環境での利用が促進され、オンプレミスとクラウドのハイブリッド環境における監査ログの運用・管理がより効率化されるとされています。
インサイトテクノロジーは、データベース監査に関するインターネット調査を行い、約300名の会社員を対象に、勤務先で採用しているデータベースの種類について尋ねました。
その結果、オンプレミスデータベースが35%、IaaSデータベースが103%、マネージドデータベースが72%という結果が得られました。
また、Azure SQL Databaseは全体の13%を占め、マネージドデータベースの中では利用者数が4位となっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a27f80157eb2b8b295ab84e5228950f3b0cdb8a0