全国のこども食堂が1万866カ所に達し、初めて1万を超えた。公立小学校の約6割に相当し、政府や企業の支援が背景にあるが、運営には課題も残る。
この調査は2023年8月から10月にかけて、自治体や社会福祉協議会を通じて実施され、前年から1734カ所の増加を記録した。
むすびえは、こども食堂の増加要因として、政府や地方自治体による子どもの居場所づくりの推進、さらには企業や各種法人からの支援を挙げている。
現在のこども食堂の数は、公立中学校9265校を上回り、公立小学校の約6割に相当する1万8740校の中でも高い割合を示している。
特に、東京(1160カ所)、大阪(938カ所)、兵庫(598カ所)で多く見られ、逆に福井(43カ所)、秋田(49カ所)、山梨(58カ所)では少ないことが報告されている。
また、全国平均で見ると、小学校区に対するこども食堂の充足率は35%であり、沖縄(62%)、鳥取(61%)、東京(56%)が特に高い。
とはいえ、物価の高騰が運営に影響を与え、資金や人材不足が課題として浮上していることも指摘されている。
さらに、こども食堂の認知度は向上しているものの、その活動内容を把握している人はまだ少ないのが現状である。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9b525a812fedfa9a7b219ef8e5a97c9a829152e2
コメントでは、こども食堂の増加についてさまざまな意見が寄せられ、特に運営の実態や課題が取り上げられていました。
あるコメントでは、東北の田舎でのこども食堂の運営が、夏休みや冬休みのわずかな日数に限られていることが指摘され、実際にどれだけの支援が行われているのか疑問視されていました。
また、子どもたちが友達の目を気にして参加しにくい状況も懸念されていました。
さらに、別のコメントでは、大阪の小学校での朝食提供の事例が挙げられ、子どもたちが安全に通える場所での運営が望ましいとの意見がありました。
このように、実態が明確でないこども食堂の増加に対する疑問が多く見られました。
また、別のコメントでは、こども食堂のメニューが子ども向けでないことが指摘され、食事の質に対する不満が述べられました。
参加した親は、子ども向けの食事が提供されていないことに驚きつつも、子どもたちが楽しそうにしている姿に複雑な感情を抱いたようです。
さらに、こども食堂の目的が貧困家庭の子どもたちのために始まったものであるにもかかわらず、現在はその意味合いが変わってきているとの意見もあり、運営の根本的な目的について再考が必要であることが示唆されていました。
最後に、こども食堂や介護施設が増える一方で、人手や物資の不足が問題視されており、既存の施設の充足ではなく新しい団体が増える理由についての疑問も呈されました。
全体として、こども食堂の運営にはさまざまな課題があり、より効果的な支援のあり方が求められていることが感じられました。
ネットコメントを一部抜粋
東北の田舎だからか、子ども食堂始めましたというチラシをみたけど、夏休み冬休みの最中に1〜2日だけしかやっていない。
割り箸工作して、ご飯も是非どうぞ、子ども無料、大人は100円とかだった。
こども食堂って最初は家庭でまともな食事を食べる事ができない貧困家庭の子供の為にできたはず。
新しい所はどんどん大きく増えるのに軒並み人手不足やボランティア不足、物不足。
子供食堂じゃなくて国民食堂作れ!!誰でもいつでもどんな量でも!!