神奈川県横須賀市と千葉県富津市を結ぶ「東京湾口道路」計画が進行中。新たな交通ルートが房総半島へのアクセスを改善する期待が高まっています。
この構想は、東京湾アクアラインに次ぐ新しい交通ルートとして期待されており、両市を約10kmの距離で結ぶことを目指しています。
現在、房総半島へ向かうには、東京湾アクアラインを利用するか、船橋や千葉を経由する必要があり、特に川崎からのアクセスは非常に不便です。
新たなルートが実現すれば、静岡と房総半島が最短距離で結ばれることになります。
2023年7月には、沿線自治体による「房総地域東京湾口道路建設促進協議会」が復活し、2024年10月には「期成同盟会」が設立されました。
これにより、国への要望が強化され、東京湾口道路の早期建設が求められています。
具体的な計画段階評価が行われることで、ルートの決定や基本構造の選定が進む見込みです。
最終的に、事業化が進むことが期待されており、2025年度予算に向けての前進があるかもしれません。
今後の動向が注目されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/cd9b13bf16f887d3211a0ef9068af9bad326ccf4
東京湾口道路計画に関するコメントは、全体的にその必要性や便利さについて疑問を呈するものが多かったです。
特に、アクアラインと比較した際に、東京湾口道路が本当に便利なのかという意見が目立ちました。
アクアラインは主要都市と房総半島を結ぶ効率的なルートである一方、東京湾口道路は端と端をつなぐため、無駄な走行が生じる可能性があるとの指摘がありました。
さらに、道路建設にかかる多額の費用や、将来的な交通量の減少が予想される中で、果たしてこのプロジェクトが経済的な意義を持つのかという懸念が示されました。
特に、2040年や2050年に向けての人口減少を考慮した場合、交通需要が減ることが予想されるため、長期的な視点での評価が必要だとの声もありました。
また、東京湾フェリーの利用促進や、他の交通インフラの整備を優先すべきだという意見も多く、地域住民のニーズを反映した計画が求められていました。
加えて、今後の自然災害や異常気象を考慮すると、税金の無駄遣いになりかねないとの懸念も強く、道路建設に対する慎重な姿勢が求められたようです。
全体として、東京湾口道路計画に対するコメントは、必要性や経済効果に対する疑問が中心であり、地域の交通事情や人口動態を考慮した議論が必要だという意見が多く見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
アクアラインより東京湾口道路の方が便利だと思う人って多いの？
すごい計画は、すごい費用がかかるのではないか？
何兆円もかけて建設するような需要も社会的意義もない。
神奈川方面は南房総と繋がる橋が無くても特に経済的に困る事は無い。
道狭く山坂急でなかなか環状4なども含め道路整備が進まない地域。