韓国の検察が尹大統領の戒厳宣言を巡り、前国防相を起訴。戒厳時の指示内容が明らかになり、国会への圧力行使が問題視されている。
要約すると韓国の検察は、尹錫悦大統領が非常戒厳を宣言した際の行動に関して、金龍顕前国防部長官を内乱罪や職権乱用で起訴した。
起訴状には、戒厳当日に尹大統領が警察組織のトップに国会への人の出入りを制限するよう指示した内容が含まれている。
具体的には、尹大統領は警察庁長に電話をかけ、国会に入ろうとする議員を逮捕するよう命じ、さらに軍関係者に対しても議員を排除するための強硬な指示を出していた。
また、戒厳解除要求決議案が可決された後も、尹大統領は戒厳を再度発令する可能性を示唆し、逮捕指示を続けるように指示した。
尹大統領は、非常時において大統領が国民の権利を制限する権限を持つことを強調し、非常措置の必要性を訴えていた。
検察は、尹大統領の行動が国会や選挙管理委員会に対する圧力行使に当たるとし、内乱罪が適用されると判断している。
この事件は、韓国の政治情勢に大きな影響を与える可能性があり、今後の展開が注目される。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e84712315dc4424dd31b03851e38c9cc184586d1