ケニアでは児童婚が法律で禁止されているが、伝統の影響で依然として続いており、9歳の少女が78歳の男性と結婚する事例が報告されています。
特にサンブル民族の間では、9歳の少女が78歳の老人と結婚させられるという衝撃的な事例が報告されている。
この記事では、9歳で結婚を強いられたユニス・ナイセニャの体験を通じて、児童婚の悲惨さが描かれている。
ナイセニャは、父親によって結婚を強制され、結婚後は性行為を拒んだために暴力を受け、逃げ出すことを余儀なくされた。
彼女は、児童婚撲滅に取り組むNGOの施設に避難し、自由な恋愛を望む声を上げている。
また、同じ中学校に通うクリスティン・ナシャキも、12歳で62歳の男性と結婚させられ、学校に通うこともできず、過酷な労働を強いられた。
彼女は、教師の通報によって救出され、弁護士になる夢を語った。
ユニセフのデータによれば、ケニアでは20歳から24歳の女性の23%が18歳未満で結婚しており、4%が15歳未満で結婚している。
この状況は、日本の高校生や中学生が同様に無理やり結婚させられることを考えると、非常に深刻な問題である。
ケニア政府は法律を整備しているが、伝統的な価値観が根強く残るため、児童婚の撲滅にはまだ多くの課題が残されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6941ed15c7d5a0d2575e691e905c12b0edebea17
コメントでは、ケニアにおける児童婚の現実がさまざまな観点から語られていました。
特に、児童婚を撲滅するためのNGOの活動が評価されている一方で、地域の伝統や考え方が変わりにくいことが問題視されていました。
また、法律で児童婚が禁止されているにもかかわらず、実際にはその運用が不十分であるとの指摘がありました。
法律の厳格な適用や国民への教育が必要だという意見が多く見受けられました。
さらに、国際社会が児童婚問題を深刻に受け止め、援助や支援が行われるべきだとの声もありました。
教育を受けることが結婚に影響を与えるとの意見や、女性の権利についての意識の向上が望まれるとのコメントもあり、児童婚の撲滅に向けた広範な理解と協力が求められていました。
加えて、伝統文化への批判や、現代社会における女性の地位についての考察もあり、児童婚問題は単なる法律の問題ではなく、社会全体の価値観や教育の問題であることが強調されていました。
ネットコメントを一部抜粋
児童婚の撲滅運動に取り組むNGOが設立されて、一部の少女の救出に成功出来ているのは本当に良かった。
国がもっと本気でこの問題を解決しようとしていないんだろうな。
女性が男性と同様に自分のやりたいことを出来るような世の中になって欲しい。
本当に吐き気がする。
児童婚や性器切除など、私が知った何十年も前からまったく改善されない。
伝統文化伝統文化、、アフリカって紛争、性暴力、女性の地位の低さがひどすぎる。