東京地裁での公判で、大学の部活で性暴力を受けた男性が証言。先輩たちの行為は「その場のノリ」とされ、被害者は心に深い傷を負った。彼の訴えは理不尽さを強調し、社会問題を浮き彫りにした。
被害者は同学年に男子部員がいなかったため、「いじられ役」として先輩たちから威圧的な扱いを受けており、合宿中に深夜に部屋に押し入られ、無理やり拘束され、身体に歯磨き粉を塗られて触られるという屈辱的な行為が約40分続いた。
この事件は彼の心に深い傷を残し、合宿後には涙が止まらず、食事も取れなくなり、最終的には大学を休学する事態に至った。
被害者は、旧ジャニーズ事務所の性加害問題の報道を通じて、自身の経験も性加害に該当する可能性に気づき、警察に相談。
結果として、先輩たちは2024年に逮捕され起訴された。
公判では、被告の一人が「被害者の人生をめちゃくちゃにしてしまった」と悔いを表明したが、別の先輩は行為を「よく覚えていない」と曖昧に答え、「その場のノリ」と釈明した。
被害者は法廷で、「あの日のことは心をくいで打たれるような拷問でしかない」と語り、彼らが普通の生活を送れることが理不尽であると訴えた。
彼の言葉は怒りに満ち、傍聴者の心にも深く響いた。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1ae9ca4990577349433aa21d105e910da4d76fb9
大学部活における性加害事件についてのコメントは、加害者の責任を問う声や被害者への同情が多く見られました。
多くの人が、加害者が有罪判決を受けたにも関わらず、執行猶予がつくことに疑問を持ち、実名報道や社会的な責任を問うべきだと考えていました。
また、被害者の心の傷は一生続くものであり、加害者にはその痛みを理解し、償う責任があると強調されていました。
さらに、教育や社会のルールについても見直しが必要であり、特に若い世代に対しては、心の傷や他者の気持ちを理解するための教育が重要だとされていました。
この事件を契機に、性被害やいじめに対する意識が高まり、今後の被害者が救われる社会を目指すことが求められていました。
ネットコメントを一部抜粋
有罪判決が出たのですから、本名と顔写真を報道すべきだと思います。
可哀想に、心の傷は治らない、本当に怖い事件です。
最近この手の性的強要の事件が多く報道されているが、昔から被害者の数はかなり多く居ると感じる。
トラウマの中、裁判でもう一度加害者と関わらなきゃいけないのは本当に想像を絶するものだったと思う。
この事件、なんだか人ごとでない。