英労働党政権がトランプ氏を国賓として招待する計画を検討中。米英関係の修復を目指す動きとされ、正式招待はトランプ氏の就任後に行われる見込み。
要約すると英労働党政権が、来年1月20日に就任するトランプ次期米大統領を国賓として招待することを検討していると、英紙テレグラフが報じた。
これは、トランプ氏が1期目に当時の英保守党政権と良好な関係を築いていたことを踏まえ、米英の「特別な関係」を維持するための措置と見られている。
正式な招待はトランプ氏の就任後に行われるが、チャールズ国王の日程が詰まっているため、トランプ氏の訪問は早くても2026年以降になる見込みだ。
トランプ氏は最近、パリでウィリアム皇太子と会談し、英王室に対して好意的な発言をしていた。
トランプ氏が2019年に訪英した際、労働党のバーコウ下院議長とコービン党首は、トランプ氏の外交政策に反発し、エリザベス女王主催の晩餐会を欠席した経緯がある。
また、11月の米大統領選では、労働党の職員が民主党のハリス候補の陣営にボランティアとして参加していたことがトランプ陣営の怒りを買った。
このような背景を考慮すると、国賓招待は米英の絆を再確認するだけでなく、トランプ氏との関係修復を図る意図も含まれていると考えられる。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e65dd8044bd77575849e471eb81f6d2c46cf7957