JR四国の予土線は、厳しい経営状況ながら観光資源としての可能性を秘めており、個性的な列車が運行されている。
特に、高知県と愛媛県を結ぶこの路線は、営業係数が1329円と高く、収益は非常に厳しいものの、廃止の考えはないとされています。
沿線自治体は「予土線利用促進対策協議会」を設置し、存続に向けた取り組みを続けています。
予土線は四万十川の美しい景観が楽しめるため、観光列車「しまんトロッコ」をはじめ、個性豊かな列車が運行されています。
この路線は1974年に全通し、歴史は古いものの、利用者数は少なく、過去には国鉄予土線存続期成同盟が結成された経緯もあります。
2024年11月時点では、接続ダイヤが悪く、乗り換えの待ち時間が長いケースも多いですが、観光列車の運行は続いています。
特に、窪川発の「しまんトロッコ」は、四万十川を眺めながらの旅が楽しめ、デザイナー水戸岡鋭治氏が手掛けた特別な車両が使用されています。
乗客は少なく、静かな旅ができる一方で、観光地としての魅力は十分にあるため、今後の利用促進が期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4dd6610ed443b8cf137dd4e872ef56973acb358e
予土線に関するコメントでは、四万十川沿いの美しい景色が魅力であると評価されていました。
特に、北宇和島から務田までの区間は、急勾配やカーブが続き、見晴らしの良い景色を楽しむことができる点が強調されていました。
また、観光路線としてのポテンシャルを感じる人が多く、混雑具合や運行本数の少なさに対して改善を求める意見もありました。
実際に乗車した際には、予想以上の混雑があったとの報告もあり、利用者の関心が高いことが窺えました。
さらに、駅周辺の施設や観光スポットについても言及され、訪問者が楽しめる要素が多いことが指摘されていました。
一方で、四国全体の人口が少ないことや、車社会の影響から鉄道の黒字化が難しいとの意見もあり、経営の厳しさが浮き彫りになっていました。
また、トイレのない列車についての不便さや、乗り継ぎの悪さも利用者のストレス要因として挙げられ、改善が求められていました。
全体として、予土線の魅力を感じつつも、経営や利便性に対する懸念が多く寄せられていたことが印象的でした。
ネットコメントを一部抜粋
予土線といえば四万十川沿いの区間が有名だけど、実はそれ以外の区間でも意外と見所がある。
江川崎ー窪川間の本数が少なすぎるせいもあるかもしれませんが、観光路線としてのポテンシャルは全然あると感じました。
埼玉県民から見ると、四国で鉄道の黒字化は不可能でしょう。
予土線は乗った事がありますがまあ風景は良いですね。
どっちの始発駅に行くのも遠い。
２回行ったけど乗り継ぎが悪い。
景色は良いよ。