駿台グループがELSAと提携し、日本の教育機関に英語学習アプリを提供。AIを活用した効果的な学習法で、英語力向上を目指す。
この提携により、駿台グループは日本国内の小学校から大学、塾、予備校、自治体などに向けてELSAを提供し、英語力の向上を目指します。
駿台グループは、7つの関連法人と連携してELSAの総代理店となり、導入支援を行います。
ELSAは、英語を正しく自信を持って話せるようにするAIパーソナルコーチングアプリで、独自の音声認識技術と生成AI技術を活用しています。
これにより、学習者はAIとの会話を通じて発音やアクセント、イントネーション、流暢さ、語彙力、文法の弱点を特定し、短期間でスピーキングを改善できるのです。
ELSAは2015年にGoogleのAI投資部門からの出資を受け、現在では190カ国で5,000万人以上のユーザーが利用しています。
日本国内では、京都大学や立命館大学などの高等教育機関や、秋田県湯沢市、京都府京丹後市などの自治体、三田国際や聖光学院、栄光学園など60校以上がELSAを採用しています。
駿台グループは、ELSAを通じて「スピーキング力」「リスニング力」「単語力」「読解力」を同時に強化する取り組みを進めています。
具体的には、駿台予備学校の高卒クラスでは、英作文強化のための暗唱例文集をELSAに登録し、毎朝の「朝学タイム」に生徒が発音トレーニングを行っています。
自習用教材をELSAに登録することで、均一化された学習が実現し、クラス全体の英語力向上に寄与しています。
また、発音の矯正によりスピーキングに自信を持つ生徒が増加しています。
小中学生向けの高校受験指導でも、英検のリスニングやスピーキング試験対策にELSAが活用され、児童生徒は英語音声を聞きながら音読するプロセスを繰り返すことで楽しく英語力を向上させ、高校入試に臨んでいます。
駿台グループは、ELSAを活用した英語学習サービスを全国の教育機関に提供し、英語力向上を支援していく方針です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2e34cddf2c6009805998856dcfb8cc797832fc7e