新名神の亀山西JCTは、合理的な設計ながらもドライバーに混乱を招くUターン路を持つ。交通の流れを改善するための重要な施策だが、利用者には分かりづらいとの声も。
亀山西JCTは、もともと新名神本線と亀山支線が「V」字に合流するポイントでしたが、2019年12月にフル化され、名古屋方面と伊勢方面の行き来が可能になりました。
しかし、この新しいランプウェイは実質的にはUターン路であり、ドライバーが分岐を間違えると来た道に戻ることになってしまいます。
特に、東名阪道から新名神に向かう際、亀山JCTで京都・大阪方面に分岐し、亀山西JCTのUターン路を利用して名古屋方面へ向かうことが必要です。
この複雑な構造は、明示的な標識や舗装が施されているにもかかわらず、利用者にとって理解しづらいとされています。
さらに、亀山西JCTのフル化は地元の強い要望から実現したもので、渋滞の緩和を図るための重要な施策でもあります。
新名神の開通後も、周辺の東名阪道は交通量が多く、渋滞が発生することがあるため、NEXCO中日本は新名神を迂回路として利用することを推奨しています。
また、亀山西JCTと同様のUターンランプが宮城県の富谷JCTでも新設工事中であり、他の地域でもこのような構造が採用される可能性があります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a05348522a44186dae11af3cc872e16127585000
新名神亀山西JCTのUターン路問題について、多くの利用者から様々な意見が寄せられました。
コメントの中には、Uターン路の構造が非常に分かりにくいとの声がありました。
特に、右へ行きたい場合に左へ進み、その後Uターンをしなければならないという設計が混乱を招いていたようです。
しかし、伊勢詣の帰りなどでは、亀山西JCTから新名神に抜けることができる便利さを実感したという意見もありました。
特に、鈴鹿ICや四日市ICの渋滞を避けられる点が評価されていました。
さらに、Uターン路を利用して別のサービスエリアに寄るための行動があったことも紹介されており、実際の利用者の体験が語られていました。
改善策としては、標識の設置や走りやすさを求める声が多く、特に初見のドライバーにとって分かりやすい案内が必要だと感じている人が多かったです。
また、他のジャンクションと比較して、Uターン路の利便性についても言及されており、全体的には便利さと改善の余地が共存している状況が伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
右へ行きたい場合は、左へ行ってしばらく走ってから現れるUターン連絡路を通って右へ行く構造。
伊勢方面から亀山西JCTから新名神に抜けられるのは大変便利。
Uターンして戻れました。
鈴鹿では沢山売れ残ってました。
走ってみてああなるほど上手い事考えたなと思った。
初見殺しにならないように、標識建ててよね。