北朝鮮から韓国へ脱出したカン・ギュリさん(仮名)の決死の物語が明らかに。金正恩総書記が民心を恐れる姿が浮き彫りに。
彼女は北朝鮮での厳しい生活から逃れるため、母やおば、船員の男性と共に木造船を使い、命がけの脱出を試みました。
カンさんは「生きるために食べているのか、食べるために生きているのか分からなかった」と語り、北朝鮮の現状を語る中で、金正恩総書記が“民心”を恐れていることが浮き彫りになりました。
脱出の際、カンさんは北朝鮮の港で警備の責任者に対し、別のふ頭に移動する旨を伝え、無事に出港。
しかし、夜10時半、北方限界線(NLL)に近づいたところで北朝鮮の警備艇に発見され、追跡される危機に直面しましたが、波が荒れたために追跡を断念され、なんとか逃げ切ることができました。
44時間の航海の末、ようやく韓国の地にたどり着いた彼女は、アパートの明かりを見て安堵の息を漏らしました。
カンさんの脱出劇は、北朝鮮の厳しい現実と、それに対する恐怖心を象徴するものとして、多くの人々に衝撃を与えています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/392130fecff66d2ee3a73793794e9d36ce297578
北朝鮮脱出劇に関するコメントは、様々な視点からの意見が集まりました。
多くの人々がカン・ギュリさんの勇気ある行動を称賛し、無事に脱出できたことに安堵の声を上げていました。
しかし同時に、北朝鮮の現状を変えるのは国民自身であり、外部からの干渉には限界があるとの意見も多く見受けられました。
特に、無理に外から変えようとすれば戦争のリスクがあると警告するコメントがありました。
脱北者が外の世界を知ることで、より多くの人々が脱北を選択する可能性があるとの指摘もあり、北朝鮮の体制が長続きしないとの見解が示されました。
情報封鎖や洗脳教育の影響についても言及され、現実が広まればクーデターが起きる可能性があるとの意見もありました。
全体として、自由を求める声や、脱北者の経験を通じて新たな希望が生まれることへの期待が感じられました。
また、韓国のコンテンツが北朝鮮に影響を与える可能性についても触れられ、国民が自由な環境で生活できる未来を望む気持ちが強く表れていました。
ネットコメントを一部抜粋
どんだけ過酷な国内事情を訴えられたところで、世界各国ができることなんて限られてるんだよね。
北の体制への反発なのかも知れないが、脱北から1年でこれだけルックスが変化することに驚いた。
それだけ、「外の世界」を知っている人が、北朝鮮には増えていると言う事だよね。
徹底的な情報封鎖と洗脳教育で他所の国はもっと酷い、アメリカも飢えに苦しんでいると信じ込ませてる。
リアルな経験と言葉。
大きな不条理を、より多くの人が知り、大きなうねりになるのも、近い未来なのではないだろうか。