マカオで高利貸しによる監禁事件が発生し、男性3人が逮捕された。女性は借金返済ができず、IRホテルで監禁されたが、警察に救出された。
要約すると2023年12月28日、マカオ司法警察局は、高利貸しによる監禁事件に関与した中国人男性3人を逮捕したと発表した。
事件は、コタイ地区にある統合型リゾート(IR)ホテル内で発生。
被害者である女性は、父親の医療費を賄うために、見知らぬ男から高金利でお金を借りたが、返済が困難になり、最終的に監禁される事態に至った。
女性は、借入金3万香港ドル(約61万円)を、1日あたり500人民元(約1.1万円)の利息で借り、17日間にわたり利息を支払い続けたが、返済不能に陥った。
監禁中、男性たちは彼女に対し、短期間での完済を強要した。
女性は監視の隙を突いて友人に助けを求め、警察に通報することに成功した。
警察は迅速に捜査を行い、女性を発見、救出すると同時に、監禁に関与した3人の男を逮捕した。
監禁時間は約30分で、警察は男たちを監禁罪で検察に送致する方針を示している。
また、マカオでは、カジノ関連の高利貸しとそれに伴う監禁事件が頻発しており、今年10月29日には違法賭博犯罪対策法が施行され、これに対する刑罰が強化されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c8d1142bb660f2a4cfad99c600d0c90c79c3d273