韓国の輸出が日本との格差を過去最低の202億ドルに縮小。来年の経済成長見通しに懸念が広がる。
日本は5位で、韓国が追撃を続けています。
韓国貿易協会の分析によると、1月から11月までの韓国の輸出額は6223億8600万ドルで、日本の6425億9800万ドルとの格差は202億1200万ドルに達しました。
この格差が200億ドル以下に縮まったのは初めてのことで、過去6年間は常に1000億ドル以上の差がありました。
格差縮小の要因は、韓国の輸出の54.9%を占める米国、中国、東南アジア向けの輸出が大幅に増加したことによります。
特に、IT業界の景気回復により、韓国の半導体やコンピュータの輸出が増加し、化粧品や医薬品に対する世界的な需要拡大も寄与しています。
韓国は輸出国順位で6位を記録し、2022年の6位から昨年は8位に落ちたものの、今年は順位を回復し日本に迫っています。
しかし、政府が掲げた「年間輸出7000億ドル」の目標達成は難しいと見られています。
今月20日までの累積輸出額は6627億ドルで、目標まで373億ドルの差がありますが、今年の総輸出額は6800億から6900億ドルにとどまると予想されています。
問題は来年で、第2次トランプ政権の発足や主要輸出先国の景気鈍化が懸念されており、貿易協会の調査によると、来年1-3月期の輸出産業景気見通し指数（EBSI）は96.1と、基準値の100を下回る見込みです。
このため、韓国の経済成長見通しも引き下げられており、韓国銀行は1.9%、国際通貨基金（IMF）とアジア開発銀行（ADB）は2.0%、経済協力開発機構（OECD）は2.1%としています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1ea7162243183a118c62a9dfa22702910147a0c4
韓国の輸出が日本に迫る状況について、多くのコメントが寄せられました。
韓国の輸出額が日本とほぼ同じであることを祝う声もあった一方で、韓国経済が輸出依存型であることに対する懸念が強く示されました。
コメントの中には、韓国が内需を拡大する必要性や、輸出先の国々の経済状況が韓国経済に与える影響についての指摘がありました。
特に、中国に依存している韓国の経済構造は脆弱であるとする意見が多く、将来的なリスクを考慮する必要があるとされました。
また、韓国の成長を祝う声もある一方で、若者の失業率や生活水準の問題について疑問を持つコメントもありました。
全体として、韓国の経済成長を評価しつつも、内需の強化や外部依存からの脱却が重要であるとの意見が多く寄せられました。
ネットコメントを一部抜粋
輸出額が日本と大差ないのに何で輸出系企業の売り上げ利益に開きが出てると思う？
韓国の通関データーでは無く海外生産分を含んでいるんでしょ。
韓国には何度言っても理解できない様だな。
韓国の成長、おめでとうございます。
韓国は凄く儲かってるな。
1人当たりでは日本を超えている。