長生きが予想される場合、65歳から90歳までの25年間に必要な貯蓄額は923万円。医療費や介護費用も考慮した計画が重要です。
この期間における貯蓄計画を立てるためには、月々の収支を基に不足分を算出する必要があります。
総務省の2023年の家計調査によれば、65歳以上の単身無職世帯の消費支出は月額14万5430円、実収入は12万6905円で、毎月約3万768円の不足が生じています。
この不足を年間に換算すると、36万9216円となり、25年間では923万400円の貯蓄が必要です。
さらに、老後の生活費だけでなく、医療費や介護費用も考慮に入れる必要があります。
65歳から74歳までの医療費は月平均7015円、75歳以上では1万6690円に達するとされています。
これに加え、介護にかかる費用も年齢と共に増加するため、介護形態によって費用が異なることも留意が必要です。
公的な介護保険サービスを利用する場合は、初期費用が不要で自己負担額も抑えられることが多いですが、個々の状況に応じた資金準備が求められます。
計画的に資金を準備することで、健康で活動的な老後を迎えるための基盤を築くことができるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0669dd1f66bbe302c268ca8bc79e2580cb07d9a4
コメントでは、老後の生活に必要な貯蓄額や計画についてのさまざまな意見が寄せられていました。
多くの人が、老後に必要な資金について具体的な数字を挙げ、年金だけでは生活が厳しいと感じていることが分かりました。
特に、医療費や介護費用が高額になる可能性を懸念し、これに備えるために貯蓄を増やす必要があると考えている人が多かったです。
例えば、あるコメントでは、25年間で必要な貯蓄額を3000万円とし、さらに医療費や介護費用を考慮すると5500万円以上が必要だと計算していました。
また、自身の家族の年金状況を挙げ、年金の重要性を再認識する意見もありました。
さらに、長生き家系であることから、将来の不安を抱えている人も多く、計画的な貯蓄が求められていることが強調されていました。
全体として、老後に向けた具体的な貯蓄計画の必要性や、生活費の見積もりについての議論が活発に行われていたことが印象的でした。
ネットコメントを一部抜粋
「25年間」で貯蓄額はいくら必要でしょうか？
医療費や介護費は本人の努力だけでは予想がつきにくいから、老後資金として余るくらいあっても無駄にはならない。
生活費に加えて知りたいのは医療費が嵩み介護が必要になり最後の老人ホームに必要な費用の総額だ。
父親を見ていると、年金の重要性を、しみじみ感じますが、老後は貯蓄だけなら８０００万円は必要ですね。
家庭によって大きく差が出る要素が多すぎる、誰にも分からない。