トヨタRAV4がFFモデルを廃止し、カローラクロスが注目されている。両者のスペック比較から、それぞれの日常用途とアウトドア用途における使い勝手の違いが明らかに。
この変更により、1クラス下のカローラクロスに注目が集まっている。
カローラクロスはRAV4の代替車としての役割を果たすのか、両モデルのスペックを比較して、それぞれの用途や使い勝手の違いを検証してみる。
まず、ボディサイズを比較すると、RAV4は全長4610mm、全幅1865mm、全高1690mmで、カローラクロスは全長4490mm、全幅1825mm、全高1620mmとなっており、RAV4の方が一回り大きい。
居住性においては、室内寸法の差は小さいものの、RAV4は余裕のある空間を提供している。
一方で、カローラクロスはコンパクトながらも後席は快適で、荷室長はRAV4と同等の1885mmに達する。
特に、カローラクロスは燃費性能に優れ、WLTCモードではFFモデルで26.4km/L、E-Fourで24.5km/Lを実現しているが、RAV4は20.3～20.6km/Lに留まる。
RAV4はオフロード走行にも対応できる設計であり、最低地上高は190～200mm、四輪駆動制御機能も搭載されているため、悪路走行性能に優れている。
価格面では、カローラクロスのハイブリッドモデル最上級グレードとRAV4のエントリーグレードがほぼ同じで、ハイブリッドモデル同士の比較ではRAV4が約100万円高い。
日常用途や週末のアウトドアに使うならカローラクロスが適しているが、よりハードな環境での使用を考えるとRAV4が選ばれるべきと言える。
カローラクロスは高コストパフォーマンスを誇り、RAV4は性能や装備の面でその価格に見合った価値がある。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bc3719d161d420ba896701c3c3856b882ff507b9
トヨタRAV4の廃止が発表されたことで、カローラクロスの役割について多くのコメントが寄せられました。
カローラクロスは、シティ向けのSUVとしての評価を受けている一方で、後席の狭さや荷室の容量についての不満が目立ちました。
特に、後席の足元が狭く、大人4人の乗車が厳しいとの意見が多く、実用性の観点からはRAV4の代わりにはなりにくいとされました。
また、カローラクロスの荷室に釣り具を載せた際の比較では、RAV4の方が余裕があったとの声もありました。
さらに、カローラクロスに4WDの設定を望む声や、ハリアーとの比較もあり、同じトヨタの兄弟車としての位置づけが示されました。
全体として、カローラクロスはバランスが取れた良い車でありながら、実用性においてRAV4には及ばないという意見が多く見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
もしかしたら、この後発売されるかも？との噂があるランクルプラドのミニ版が受け持つのでは？と思ってます。
カローラクロスはバランスが取れていてなかなか良い車なんだけど、いかんせん後席が狭い。
カローラクロスだと２名分でギリギリ。
RAV4ならば３名分だった。
カローラクロスはいい車なんですが、リヤシートの足元の狭さを何とかして欲しい。
カローラクロスのガソリン車にも4WDを設定してもらえると嬉しいです。