フェラーリの新フラッグシップ「ドーディチ チリンドリ」が登場。830psのV12エンジンを搭載し、流麗なデザインや快適なインテリアが特徴です。
このモデルは、1950~60年代の伝説的なグランドツアラーにインスパイアされており、自然吸気のV12エンジンをフロントミッドシップに搭載しています。
「ドーディチ チリンドリ」という名称は、イタリア語で「12気筒」を意味し、その名の通り、フェラーリの伝統的なV12エンジンを搭載した2シータークーペです。
搭載される6.5L V12エンジンは830psの最高出力を誇り、678Nmの最大トルクを発生します。
最高回転数は9500rpmに達し、最大トルクの80%を2500rpmから発揮します。
トランスミッションには8速DCTを採用し、力強い走行性能を実現しています。
デザイン面では、流麗なエクステリアが特徴で、SF90から始まった新しいスタイルコードを採用し、クリーンで洗練されたラインが印象的です。
また、アクティブエアロが車速に応じて可動し、デザインを損なうことなく機能性を高めています。
インテリアはデュアルコクピットを採用し、長距離ドライブでも快適性を提供する工夫がなされています。
ガラスルーフや高品質な素材が使われ、開放感と広々とした空間を演出しています。
さらに、中央とドライバー用に加え、パッセンジャー用のディスプレイも備えています。
クーペのベルリネッタに加え、オープンのスパイダーも日本市場に導入されることが発表されています。
主要諸元としては、全長4733mm、全幅2176mm、全高1292mm、ホイールベース2700mm、乾燥重量1560kg、最高速度340km/h、0→100km/h加速は2.9秒、車両価格は5674万円からとなっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/25739d5e185176c6f7f3a4e343705d7f7122fff9