2024年12月からマイナンバーカードが健康保険証として利用開始。新たに「資格確認書」と「資格情報のお知らせ」が発行され、医療機関での利用方法を解説。
この移行に先立ち、全国健康保険協会は「資格情報のお知らせ」を発行し、さらにマイナ保険証を利用しない人向けに「資格確認書」も順次交付される予定です。
本記事では、これら2つの書類の違いや利用方法について詳しく解説します。
まず、「資格確認書」は、マイナンバーカードを持っていない、またはマイ保険証の利用登録をしていない人に発行されるカードで、医療機関の窓口で提示することで保険診療が受けられます。
全国健康保険協会が発行する資格確認書は、黄色のプラスチックカードとして送付され、自動的に配布される仕組みです。
一方、「資格情報のお知らせ」は、マイ保険証を利用する人の被保険者資格に関する情報を確認するためのもので、記号・番号・氏名・負担割合などが記載されています。
この情報は、マイ保険証の表面からは確認できないため、別途作成されています。
「資格情報のお知らせ」は、A4サイズのリーフレットに記載されており、切り取ってカードとして携帯することが可能です。
なお、従来の健康保険証は、経過措置として最大1年間は使用可能です。
これらの変更により、医療機関での手続きがスムーズになることが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4217fbbabeb297a327f0b47646f20517e4d91628
マイナ保険証移行に伴う新書類についてのコメントでは、多くの人が資格確認書の発行や手続きの複雑さに対する不満を述べていました。
特に、高齢者や病気を抱える方にとって、毎回の顔認証や暗証番号の入力が面倒で、重体時に利用できない可能性を懸念する意見がありました。
また、マイナ保険証の更新や手続きに役所に行かなければならないことが、病気の時に困難を引き起こすという声もありました。
さらに、システム障害が発生した際には、資格情報のお知らせを持ち歩く必要があることが指摘され、実際の運用に対する不安が広がっていました。
これにより、現場の医療従事者にも事務処理の負担が増加し、医療の質に影響を与えるのではないかとの懸念も表明されていました。
国民は、保険証廃止に伴う新しい制度に対して反発を示し、災害時における保険証の利用の重要性を強調する意見もありました。
全体として、マイナ保険証の導入に対する疑問や不安が多く、特に高齢者や病気の方々にとっての利用の難しさが強調されていました。
ネットコメントを一部抜粋
マイナ保険証の登録解除をすれば「資格確認書」をもらえます。
5年の更新、紛失再発行、住所変更、暗証番号間違いなど、手続きで役所まで行く必要があります。
資格確認書で保険診療が受けられるのなら、被保険者全員に送付すれば足る話です。
「資格情報のお知らせ」がないと使えないような保険証を正式な保険証と認定した政府の良識を疑います。
マイナ保険証じゃないけど健康保険組合から「資格情報のお知らせ」は来てました。