京王電鉄が全駅でタッチ決済とQRコード認証を活用した乗車サービスの実証実験を開始。2024年3月から本格展開予定。
要約すると京王電鉄は、11月6日から全駅でタッチ決済およびQRコード認証を利用した乗車サービスの実証実験を開始しました。
この取り組みは、三井住友カード、ビザ・ワールドワイド・ジャパン、ジェーシービー、オムロン ソーシアルソリューションズ、QUADRACとの共同で行われ、2024年3月からは本格的にサービスを展開する予定です。
タッチ決済は、クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード、またはそれに設定されたスマートフォンを使用して行われ、乗車時や降車時に改札機の読み取り部にかざすことで、10円単位の普通旅客運賃が自動的に精算されます。
対応するカードブランドにはVisa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯が含まれ、Mastercardも今後追加される予定です。
このサービスは京王電鉄の全線および全駅で利用可能ですが、他社線との相互直通運転区間では使用できません。
また、同日には「デジタル高尾山きっぷ」に加え、「京王線・井の頭線一日乗車券」も販売され、QRコードを使って簡単に乗車できる仕組みが整っています。
タッチ決済の利用履歴は、QUADRACのQ-moveサイトで確認できるため、ユーザーは自分の利用状況を手軽に把握することができます。
この実証実験は、京王電鉄の利用者にとって利便性の向上を目指した重要なステップとなります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9a1718eb519e28b3b362402ae5f0b14714695582