JRグループが「青春18きっぷ」をリニューアルし、利用が連続する日限定に。利用者からは悲鳴が上がる一方で、新システムに期待する声も。
今回のリニューアルでは、自動改札機に対応し、利用方法が大きく変更されました。
特に注目すべき点は、3日間用と5日間用の利用が「連続する日」に限定されたことです。
これにより、従来のように旅行や帰省で自由に利用できるスタイルが制限され、利用者からは「史上最大の改悪」や「実質廃止」といった否定的な声がSNS上で相次ぎました。
具体的には、3日間用が1万円、5日間用が1万2050円で販売され、販売期間は11月26日から2025年1月8日まで、利用可能期間は12月10日から2025年1月10日までとなっています。
また、青春18きっぷと組み合わせて使用できる北海道新幹線の1日間用オプション券も販売されます。
リニューアルを受けて一部のユーザーからは「神アプデ」と評価される意見も出ていますが、全体的には新しいルールに対する不満が目立っています。
青春18きっぷは1982年に登場し、学生の長期休暇に合わせて発売される乗車券であり、年齢を問わず誰でも利用可能です。
今回の変更が今後の利用状況にどのような影響を与えるのか、注目が集まっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c26a5a10a5b57d65f6120a2a6fcd85fbe65207ff
青春18きっぷのリニューアルに関するコメントでは、多くの利用者が新しいルールに対して不満や懸念を表明していました。
特に、5日間連続での利用が求められる点が、利用者にとって非常に使いにくく感じられたようです。
以前は、旅行の自由度が高く、気軽に計画を立てることができたため、特に学生や一般の旅行者にとっては便利な選択肢でした。
しかし、今回の改訂により、連続利用が必須となったことで、旅行を楽しむための柔軟性が失われたとの声が多く見受けられました。
また、JR各社がこの変更を行った背景には、売上の減少や利用者の減少を懸念しているとの指摘もありました。
利用者は、今回の改訂が将来的に青春18きっぷの廃止につながるのではないかと心配しているようです。
特に、観光地での途中下車や観光を楽しむという楽しみが減ってしまうことに対する失望感が強いようです。
さらに、利用者の中には、JRが自動改札対応を優先した結果、利用者のニーズが無視されていると感じている人もいました。
自動改札機の導入に伴い、利用条件が厳しくなったことで、利用者の多様なニーズに応えることができなくなってしまったという意見もありました。
全体として、青春18きっぷのリニューアルは、多くの利用者にとって残念な改訂であり、今後の利用が難しくなるのではないかという懸念が広がっていました。
ネットコメントを一部抜粋
三日間はともかく、五日連続というのは現実的ではないよなあ。
分け合えないとこよりも、連続しなきゃいけないことの方が私は改悪だと感じました。
JR各社としては売り上げの激減は想定内……というよりも、それを願っている。
自動改札対応にするために対応困難な条件をバッサリ切った感じですね。
青春18きっぷがあるために速達列車の乗車率が上がらないから使いにくくしてしまおうという短絡的発想ではないかと思います。