高知県黒潮町の独自防災対策と住民の意識改革

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高知県黒潮町が進める津波対策、住民参加で防災意識向上

要約すると高知県黒潮町では、南海トラフ巨大地震に備えた独自の防災対策が進められている。

この町は、津波高さが34.4メートルに達するという厳しい被害想定を抱え、従来の防潮堤建設ではなく「逃げる」ことを選択した。

町の防災計画を主導した松本敏郎氏によると、職員数が限られている中で、全職員が防災業務を兼務する体制を導入。

これにより、各地区に担当職員を配置し、住民参加型のワークショップを1000回以上開催することで、地域と行政の協力を強化した。

さらに、戸別津波避難カルテを作成し、世帯ごとの情報を詳細に記録している。

これに基づき、168カ所の避難場所と295路線の避難道が策定され、津波到達時間内に避難が困難な地域には津波避難タワーが設置された。

こうした取り組みにより、住民の防災意識も高まっている。

黒潮町は自然と共存しながらも、巨大津波に対して効果的に対処する姿勢を示している。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bf020f42ab4e28c644304bc3fc813731c825260b

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