LGエレクトロニクス、営業利益21%減少の背景とは

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LGエレクトロニクスは、売上は増加したものの、営業利益が21%減少。新事業の成長がある一方、物流コスト上昇や家電需要の低迷が影響。

要約するとLGエレクトロニクスは、2023年7~9月期の業績を発表し、売上は前年同期比11%増の22兆1764億ウォン(約2兆4413億円)に達したものの、営業利益は21%減少し7519億ウォンにとどまった。

これは、冷暖房空調やサブスクリプションなどの新事業が成長を見せたものの、グローバル物流コストの上昇や消費者向け家電需要の低迷が影響したためである。

特に、営業利益率は3.4%と前年の4.7%、直前四半期の5.5%から低下した。

市場の需要回復が遅れ、また中東地域の地政学的な緊張や海上運賃の上昇がコストを押し上げていると同社は説明している。

事業別に見ると、家電(H&A)事業は売上と営業利益が共に成長を遂げたが、他の事業は厳しい状況にある。

特に、TV(HE)事業はLCDパネル価格の上昇、電装(VS)事業は電気自動車(EV)需要の停滞により、それぞれ営業利益が57%、99%減少した。

また、企業向け製品を扱うビジネスソリューション(BS)事業も物流コストの上昇や投資による影響で赤字幅が拡大している。

さらに、LGイノテックの業績がAppleのiPhone 16シリーズの不振により影響を受けたことも、全体の営業利益の減少に寄与している。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e4c918144d4e0cc2e3503333ab4df6ba04a00a57

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