Metaが国際問題担当の新責任者に共和党寄りのジョエル・カプラン氏を任命。前任のクレッグ氏は退社し、カプラン氏はトランプ政権との関係が強い。政治的影響が懸念される。
要約すると米Metaの国際問題担当プレジデント、ニック・クレッグ氏が1月2日に退社することを発表した。
クレッグ氏は2018年からこの役職を務めており、後任には共和党との強い関係があるジョエル・カプラン氏が就任する。
カプラン氏はジョージ・W・ブッシュ政権で副首席補佐官を務め、2011年にMetaに入社。
彼は2019年に社内で極右メディアへの参加を批判した従業員に対して非難を行ったことで知られる。
クレッグ氏は、カプラン氏が適切な時期に適任者としてこの役職に就くと述べている。
特に、カプラン氏の就任は、ドナルド・トランプ氏が1月20日に大統領に就任することと関連している。
MetaのCEO、マーク・ザッカーバーグ氏はかつてトランプ氏を批判し、彼のFacebookとInstagramのアカウントを一時停止していたが、昨年7月にはその制限を解除した。
トランプ氏の当選に際しては、ザッカーバーグ氏も祝辞を投稿し、トランプ氏の委員会に対して100万ドルを寄付したことが報じられている。
このような背景を考慮すると、カプラン氏の就任はMetaにとって一層の政治的影響をもたらす可能性がある。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/895c6a2819ed31d117f7c9a646fb3fca1a02ef6c