ロシアが北朝鮮との同盟条約を批准し、両国の軍事協力が強化される可能性が高まっています。条約は不法行為の正当化や技術移転を含む内容で、国際社会に影響を与える懸念があります。
要約するとロシアが北朝鮮との「包括的戦略パートナーシップ条約」を24日に批准し、北朝鮮も近く同条約を正式に承認する見込みです。
この条約は、両国の事実上の同盟関係を規定しており、派兵やその他の不法行為を正当化する可能性があります。
ロシアの下院は全会一致でこの条約を可決し、プーチン大統領は14日に批准案を提出しました。
下院のウォロジン議長は、この合意を両国関係の発展の成果とし、北朝鮮がロシアを支援してきたことを強調しました。
条約の内容には、軍事的援助の提供や、宇宙・原子力利用における協力が明記されており、これにより衛星や核技術の移転が行われる可能性もあります。
また、条約は、相手国が武力侵攻を受けた場合に自国の軍事的手段を提供する義務を規定しており、今後の軍事協力が強化されることが懸念されています。
特に、金正恩委員長が南北関係を「交戦中の国家関係」と位置づけているため、ロシアからの軍事支援を要請することが理論的には可能です。
条約が発効すれば、両国はこれを根拠に軍事行動を正当化し、さらなる協力を進めることが予想されます。
国際社会においては、この新たな同盟がどのような影響を及ぼすのか、注視が必要です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0c9e5bd5415604357a4911aba1b4c17aad4a8f0f