森永卓郎氏が老後資金について語り、年金内での生活を重視するライフスタイルを提言。夫婦2人で1億円以上の資金が必要との厳しい現実も指摘。
彼によると、日本人は老後に向けて貯蓄を積み増す傾向にあり、特に死ぬ直前に貯蓄が最も多くなるという。
森永氏は、将来の不安から大金を使わずに残して死ぬことは「バカげた選択」とし、高齢者は収入や資産を増やすのではなく、年金の範囲内で生活できるよう支出を切り詰めるライフスタイルを確立すべきだと提言した。
彼の同級生の例を挙げ、都心で暮らすことが高コストであるため、働き続けなければならない一方で、田舎に移住した同級生は年金内で生活でき、悠々自適な老後を送っていると説明した。
さらに、老後2000万円問題が話題になった後、物価上昇により貯蓄がさらに必要になる現実も指摘された。
長男の森永康平氏は、夫婦2人でのゆとりある老後生活には月38万円が必要で、65歳から90歳まで生きると1億円以上の資金が必要になると説明。
彼は、生活水準をどう設定するかが重要であり、都内での生活を維持する場合、国の発表する必要額はそれほど高くないが、田舎に移住すれば生活コストを抑えられると結論づけた。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/422cc319962bc75107b866691fa765da04829554
コメントでは、老後資金や生活スタイルについての多様な意見が寄せられました。
田舎での生活が必ずしも安上がりではなく、特に医療や介護の費用が大きな負担になる可能性があると指摘されていました。
多くの人が、老後の生活費が想像以上に高くつくことを懸念しており、特に認知症や入院が必要になった際の金銭的負担についての意見が目立ちました。
また、学生時代からの投資や資金計画の重要性が強調され、早期からの準備が老後の安定に繋がるとの考えが多く見受けられました。
さらに、個々の生活スタイルによって必要な生活費が異なるため、具体的な金額を一概に示すことは難しいとする意見もありました。
特に、夫婦二人での生活費が38万円という数字に対する疑問が多く、生活費の基準やその算出方法に対する批判もありました。
全体として、老後に備えるための資金計画や生活スタイルの見直しが必要であるとの意見が多かったです。
ネットコメントを一部抜粋
田舎は住むのにお金かかります。
最近ようやく学生時代に投資や金融を教えるようになってきましたが同時に老後までの人生設計も教えるべきだと思います。
田舎とか地方とか人によってかなりイメージが違います。
1億円あれば贅沢できるし子供たちに相続財産も残せそうですね。
節約、投資、副業を組み合わせて1億円を目指すのが理想的だろう。