英王室がバルモラル城を結婚式場として開放する計画を発表。エリザベス女王が愛した場所で、最大277人収容の会場を設ける。広い屋外パティオも活用予定。
要約すると英王室は、故エリザベス女王が愛したスコットランドのバルモラル城を結婚式場として開放する計画を地元アバディーンシャー議会に提出しました。
バルモラル城は170年以上にわたり王室が所有しており、エリザベス女王が生前に最も愛した場所でもあります。
今回の計画では、1980年代に王室職員の宿舎として建てられた「クイーンズ・ビルディング」を最大277人収容可能な結婚式や晩餐会、会議などのイベント会場に転用することを目指しています。
さらに、広い屋外パティオを利用してライブパフォーマンスを行ったり、深夜までアルコールを提供したりすることが計画されています。
バルモラル城の敷地は2万ヘクタールに及び、林業や農業、動物の飼育など様々な目的で利用されています。
また、王室専用のゴルフコースも存在します。
エリザベス女王はこの城で多くの有力者をもてなしており、彼女の最後の首相任命もここで行われました。
チャールズ国王はこの城を一般公開する機会を増やしており、今年初めには見学ツアーが開催され、チケットは即完売しました。
バルモラル城での結婚式の費用についてはまだ詳細は明らかになっていませんが、王室の計画では年間を通じて貴重なイベントを催すことが約束されています。
維持費は年間400万ポンドにも上り、王室はバルモラル城の他にも多くの不動産を保有しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0debf80fcaef9039ec1f983f34d5db3897dafa98