アメリカのバイデン大統領が、日本製鉄によるUSスチールの買収を阻止したことを全米鉄鋼労働組合が歓迎。労働組合は国内鉄鋼業の存続を重視しており、今後の発展を求める姿勢を示しています。
この発表に対し、全米鉄鋼労働組合（USW）は「決定を歓迎する」との声明を発表しました。
USWのデービッド・マッコール会長は、バイデン大統領の決定が「組合員や国家安全保障にとって正しい行動であることに疑いの余地はない」とコメントしました。
全米鉄鋼労組は、日本製鉄によるUSスチールの買収提案に一貫して反対しており、会長は「買収提案が検討されてきたこの一年、我々にとっての最大の関心は、将来にわたり国内に強い鉄鋼業を存続させるため、工場を長期的に稼働させられるかどうかだった」と指摘しています。
さらに、会長はUSスチールの取締役会に対し、さらなる発展と継続的に利益をあげるための措置を求める意向を示しています。
この決定は、アメリカ国内の鉄鋼業の将来に大きな影響を与える可能性があり、労働組合の声がどのように反映されていくのか注目されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/de076d20ce51ff2ecd2059b99e3e6bc97c69d6ce
バイデン大統領が日本製鉄によるUSスチールの買収を阻止したことについて、ネットのコメントではさまざまな意見が寄せられました。
多くのコメントは、日米関係の信頼性や経済政策に対する不安を表明していました。
特に、米国が日本に対してどのように接しているのか、またその結果として日本がどのような影響を受けるのかについての懸念が強く感じられました。
コメントの中には、米国が日本を軽視しているとの指摘や、過去の歴史を踏まえた警戒心が見受けられました。
また、USスチールが経営を立て直せずに破綻する可能性や、雇用が失われることへの懸念も多くの人々に共感されていました。
さらに、バイデン政権の経済政策に対する不満や、労働組合の影響を考慮した意見もありました。
全体として、今回の決定が日米同盟に与える影響や、今後の日本の経済的立場についての懸念が広がっていたことが印象的でした。
ネットコメントを一部抜粋
そもそもこの買収の話しを米側が日本にお願いしたわけで…
労組は会員50万人で、一万の労働者を抱えてるUSスチールを潰して自社側に資産と販路を奪いたいのでそら大歓迎よ。
ある意味でものづくりを放棄した国だからバイデン大統領に迷いはなかっただろう。
USスチール単独では会社を立て直せないと判断しての買収交渉だったはずだけど…
日米同盟と言ってもこの程度。