東京メトロの路線カラーは1970年に導入され、各路線の特徴や歴史が反映されています。銀座線のオレンジはベルリンの地下鉄、丸ノ内線の赤はロンドンのたばこから影響を受けました。
路線カラーの導入は1970年に始まり、当時開業していた銀座線、丸ノ内線、日比谷線、東西線、千代田線の5路線と、都営の浅草線と三田線の2路線の計7路線の車両の色を基に決定されました。
これらの路線カラーは、各路線の特徴や歴史を反映したものであり、例えば銀座線のオレンジ色はベルリンの地下鉄に影響を受けた明るい黄色、丸ノ内線の赤色はロンドン訪問時に見たたばこの箱の色からインスパイアされたものです。
日比谷線は初のステンレス車両の無塗装の色をそのまま採用し、東西線の水色はタバコ「hi-lite」の「ハイライトブルー」が基になっています。
千代田線の緑色は、相互直通予定の常磐線に使用されていた103系電車の色から取られました。
また、1970年時点で計画中だった有楽町線や半蔵門線、南北線、都営新宿線の路線カラーもこの時に決定され、後に1985年に副都心線と都営大江戸線のカラーが決まることとなりました。
これにより、東京メトロの路線カラーは単なる色分けにとどまらず、歴史的背景や他国の文化を反映したものとなっているのです。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bfacd5e8d00121cbaeb7c0c07930d3318e35b531
コメントでは、東京メトロの路線カラーの決定背景やその由来について、多くの読者が興味深い意見を述べていました。
例えば、銀座線と丸ノ内線を除くほとんどの路線が他社と直通運転を行っているため、路線カラーの意味が薄れてしまったという意見がありました。
それでも、乗り換えに対する配慮が素晴らしいと評価している声もありました。
また、子供の頃の思い出として、千代田線の6000形の静かさや乗り心地の良さに感動したというコメントもあり、地下鉄の魅力が語られていました。
さらに、営団と都営の間で赤と青の色をどちらが採用するかで揉めたことや、色の選定における歴史的背景についても触れられていました。
特に、赤はすでに丸ノ内線で使われていたため、営団が赤を取り、浅草線はピンクに決まったという経緯が紹介されていました。
その他にも、カラー制定当時の呼称や、各路線の色の由来についてのエピソードが多く寄せられ、読者の関心を引きました。
最後に、路線カラーの変遷や、半蔵門線が忍者のイメージで紫に決まった理由など、色彩に関するさまざまな考察がなされていました。
全体として、東京メトロの路線カラーに対する理解が深まるコメントが多く見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
銀座線と丸の内線以外は他社と直通運転しているから、路線カラーの意味が薄れてしまった感じがします。
営団と都営で原色となる赤と青をどちらが採用するかで大揉めし、赤はすでに丸ノ内線の車体の色だったため営団が取り、浅草線はピンクに。
子供の頃、西武線がいきなり黄色になってドギモを抜いたものだが。
カラー制定当時は浅草線、三田線の呼称は無く、それぞれ都営1号線、都営6号線でした。
有楽町線のラインカラーはずっと黄色だと思っていたけど、実は黄色ではなくゴールドだという事を最近知った。