韓国の捜査機関が尹大統領の拘束令状を執行しようとしたが、大統領警護処の抵抗により中止。権限代行の崔相穆副首相に命令を要請。
要約すると韓国の独立捜査機関である「高位公職者犯罪捜査処（公捜処）」は、尹錫悦大統領に対する内乱容疑の捜査を進めている。
3日、同機関は尹大統領の拘束令状を執行するために大統領公邸に入ろうとしたが、大統領警護処の抵抗に遭い、執行は中止された。
公邸の敷地内では、警護処によって道路が車両でふさがれており、捜査の実行が困難な状況にあった。
このため、公捜処は4日、尹大統領の権限を代行している崔相穆経済副首相に対して、警護処に令状執行に協力するよう命じる文書を送付した。
公捜処は、警護処の警護が続く限り令状の執行は不可能と判断しており、崔氏がこの要請に応じるかどうかは不透明である。
さらに、公捜処は1日にも警護処に協力を求めたが、崔氏からの返答はなかった。
大統領秘書室長の鄭鎮碩も同様の要請に対して、警護処を指揮・監督する権限がないと回答している。
尹大統領の拘束を巡るこの一連の動きは、韓国の政治情勢に大きな影響を及ぼす可能性があり、今後の展開が注目される。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/46efd27299ef0d077e91005ee63a89d60c5be2a8