BMWアルピナ「ロードスターV8」がドバイのオークションで6500万円で落札。Z8をベースにしたこのモデルは、アメリカ市場向けに開発され、エンジン性能やデザインが特徴です。
要約すると2024年12月1日、RMサザビーズはドバイでブティックオークションを開催し、BMWアルピナ「ロードスターV8」が約6500万円で落札されました。
このモデルはBMWの「Z8」をベースにしており、アメリカ市場のニーズに応える形で開発されました。
BMW「Z8」は、2000年にデビューし、デザインはヘンリック・フィスカーが手掛け、1950年代の「507」のスタイリングを取り入れています。
エンジンは4941ccのV型8気筒で、400psを発揮しますが、北米市場での競争力を考慮し、アルピナは2003年に自動変速機を搭載した「ロードスターV8」を発表しました。
このモデルは、BMW M社製のS62エンジンから、より適したM62型V8エンジンに変更され、最高出力は381psに向上しました。
加速性能はZ8よりも若干劣りますが、巡航最高速度は260km/hに達し、Z8の250km/hを上回る結果となりました。
オークションに出品された「ロードスターV8」は、オドメーターがわずか302kmという極めて低走行距離で、コレクターにとって非常に魅力的な一台となっています。
このオークションは、イタリアのクラシックカーラリー「ミッレ・ミリア」の中東版とのパートナーシップによるもので、特別なイベントとして注目を集めました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/269e3a7d35058cec7d7c2f7a4778cb3abeb5b1ec