退職代行「モームリ」が2024年1月6日に過去最多の230件の依頼を受け、年末年始の影響で退職希望者が増加していることが報告されました。
この日は同社の仕事始めの日でもあり、これまでの1日当たりの最多件数180件を大きく上回る結果となりました。
モームリは、退職を希望する従業員に代わって雇用主に退職の意思を伝えるサービスを提供しており、正社員は2万2000円、アルバイトは1万2000円の料金プランがあります。
X上では「年末年始の休みで気持ちが切れる」といった共感の声が多く寄せられ、退職の増加に対する社会的な関心も高まっています。
また、「多すぎる。
でも自殺者も減ってそう」といった意見も見受けられ、退職代行サービスの需要が高まる背景には、年末年始の休暇がもたらす心理的な影響があると考えられます。
2024~25年の年末年始は、暦上の連休が複雑に組み合わさっており、平日1日を休暇にすると最大9連休が可能になるため、仕事に対するストレスを感じる人が増えることが予想されます。
モームリは2022年3月からサービスを開始し、退職を希望する人々にとって、迅速かつスムーズに退職を実現するための手段として注目されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/08bfb6ea349776bc1998b133a48ae08c1401f323
退職代行「モームリ」が過去最多の依頼件数を記録したことに対するコメントは、非常に多様な意見が寄せられていました。
多くのコメントでは、退職代行サービスを利用することに対して肯定的な意見が見られました。
特に、ストレスフルな職場環境やブラック企業での苦労を経験した人たちは、退職手続きを簡略化できる手段としてこのサービスを評価していました。
「面倒な職場での恨み言を言われるよりも、早く退職手続きを進めて次の職場探しをした方が効率的」といった意見もありました。
また、退職後の開放感や爽快感を語るコメントもあり、退職代行を利用することで得られる心の解放について触れられていました。
一方で、退職代行を利用することに対して否定的な意見も多く見受けられました。
「自分の意思を伝えられないのは問題だ」とか、「退職を他人任せにすることは、人生を他人事のように扱っているように感じる」といった意見がありました。
また、「年末年始の長期休暇後に辞めたくなる気持ちが理解できない」といった意見もあり、退職代行が流行する背景には、仕事への責任感の欠如があるのではないかという懸念が示されていました。
全体として、退職代行サービスの利用は、個々の状況に応じて賛否が分かれることが明らかになりました。
特に、ブラック企業での経験がある人々にとっては有効な手段とされる一方で、一般的な職場環境においては、自己表現やコミュニケーションの重要性が強調されていました。
ネットコメントを一部抜粋
正直全然否定的には見ていませんので、使いたければ使えば良いと思います。
転職経験があるけど、あの仕事辞めた瞬間の開放感は最高に気持ちいい。
個人的には退職代行サービスを使って辞めた人を感じ良くは思いませんが、致し方ないと思う部分もあります。
一概に退職代行を使う人が悪いとも言えないかなあ。
退職意志を上司に電話で話したら、そこから何時間もネチネチ文句を言われた。