尹大統領の弁護団が約150人を告発。公捜処の違法行為や警護要請の拒否を指摘し、職務放棄罪の告発も検討中。政治的緊張が高まる中、今後の展開に注目が集まる。
要約すると尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領の弁護団は、5日に高位公職者犯罪捜査処（公捜処）の呉東運（オ・ドンウン）処長や警察特別捜査団を含む約150人を検察に告発する意向を示した。
告発の理由として、代理人団は公捜処長が1月3日に捜査指揮権を持たない状態で警察特別捜査団を動員し、違憲かつ違法な令状を執行したと主張。
これにより、特殊公務執行妨害や致傷、特殊建造物侵入、軍事基地および軍事施設保護法違反の疑いで告発状を提出する計画だ。
告発対象には、呉処長のほか、検事や捜査官、警察庁次長、国防次官などが名を連ねている。
また、弁護団は大統領公邸の警護を強化する要請が拒否されたことも指摘し、職務放棄罪での告発を検討している。
さらに、警察特別捜査団が大統領公邸を違法に撮影したとされる件についても、軍事施設保護法違反での追加告発を計画。
公捜処は3日に尹大統領に対する逮捕状を執行しようとしたが、警護処の阻止により失敗した。
この一連の動きは、韓国内での政治的緊張を高める可能性があり、今後の展開に注目が集まっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7ee5ae1f9855305e043c3996a00a329bebcd539c